筑波大学|理工学群|進学|市立銚子高|神栖市(茨城) |卒業生

query_builder 2022/04/28
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<筑波大学理工学群|横浜市立大学理学部|明治大学理工学部|青山学院大学理工学部|日本大学理工学部 合格>


この塾がなければ、自分の人生はなかったと思います。


実は、途中まで別の塾に通っていました。高1の時に見栄えの良い合格実績に釣られて、何の考えもなく入塾してしまいましたが、あまり自分を律する事が出来ない私には向いていませんでした(その塾が悪いのではなく、自分がだめなだけです)。ただ、どれだけ授業を受けても受けるだけで復習もしなかったので、成績は上がりませんでした。


高2の時に友達が通っていたこの塾に変えました。


一番印象に残ったのは、成長をしっかりとみてくれていて、入塾時のダメな自分、少し時間が経って少しできるようになった自分、入試直前で成した自分、それぞれに応じてくれました。


演習すべき問題集のアドバイスもしてくれました。「君にはまだ早いからこっちをやりなさい」「それをマスターしたらこれをやっておきなさい」などなど、人に合わせてアドバイスしてくれました。


志望校を筑波にしたのは、高3の5月でした。

この時期の志望校調査で、千葉大学理学部と書いて提出したら、塾の先生に「本当に千葉大学に行きたいの?」と言われました。衝撃でした。実は、「なんとなく国立」「なんとなく千葉大」と思っていただけで、特に行きたいとは思っていなかったのです。


何をやりたいか?どういう大学生活を送りたいか?将来何になりたいか?どんなキャンパスが良いか?などなどを細かく聞かれ、北海道大学か筑波大学を勧められました。家の事情で関東地方にしてくれと言われていたので、迷わず筑波にしました。先生は自分の成績の伸びを見てくれていて、千葉大に届きそうだったので、さらに目標を上げてくれたのだと思います。


授業を受け、質問をして、自習をして、予習復習をして、を繰り返しました。当たり前の様に思えるかもしれません。私もそう思っていました。しかし、先生の「当たり前のことを当たり前に出来ないヤツがほとんどだから、ほとんどの人間は成功しないんだ」という言葉に感銘を受けました。


入試直前になると、自信でいっぱいでした。センターもそこそこ取れたので、自分が失敗する事はないと思っていました。

しかし、1月末に私立の入試が始まって、自分では落ちると思っていなかった大学(最初の合否でした)に不合格になってしまいました。はずかしくて先生には報告出来なかったのですが、発表日なのに報告がない事は気づかれてしまい、先生の方から連絡がありました。


「ごめんなさい。ダメでした。」


というと、「そうじゃないかと思った。でも良かったね。おめでとう。」と言われました。


一瞬「????」となり、この人は頭がおかしいのかと思いましたが、「受験直前で調子に乗ってたから、上手くいかない事もあるし、入試はそんなに甘くないと言う事がわかれば良かった。きっと言ってもわかんないだろうから、どこか落ちて痛い目に合わないかな?って思ってた」と言われました。その通りでした。


それから私は気を引き締め直しました。発奮しました。


幸いその不合格の後に受験がたくさんありましたので、そこからは快進撃をして、全て合格することが出来ました。


多分、調子に乗っていた受験直前の自分に対し、「調子に乗るな」と言っても聞かなかったと思います。最初の入試の結果が出るまで何も言わないつもりだったそうです。


何でもかんでもお見通しだなぁ、と思いました。


2年間、ありがとうございました!