伊能忠敬と生涯学習|今学ぶべき理由|オンライン学習|

query_builder 2022/04/20
小学生中学生高校生
佐原 小野川沿い


大日本沿海輿地全図


オンライン学習、オンライン塾のSOLAです。


伊能忠敬。


ご存知ですよね。

「徒歩で日本地図を作った人」です。


伊能忠敬は千葉県出身。九十九里町で生まれた後、17歳で佐原(現在の香取市)の商家に婿養子に出されました。


50歳で仕事をリタイアした後、江戸の天文学者高橋至時(よしとき)に弟子入りして、天文学を学び、20年近くの歳月をかけて日本地図「大日本沿海與地全図」を作った(実は完成前に亡くなっています)。


※なお、この「伊能図」は太平洋戦争中でも日本地図として使われていたほど、精度が非常に高かった。


50歳過ぎてから新しい学問を学び始め、これだけの功績を残した、という事で、


「生涯学習の星」

「何歳からでも学べるという典型例」


と捉えられる事があります。

「だから、いつでも学べるから、今勉強しなくてもいいもんね!」ってやつですね。


しかし、そうなのでしょうか?


多分ですけど、伊能忠敬の様に「年を取ってから学べる人」はそんなにいません。相当色々な条件が限られてきます。


その理由。


一つ目。

伊能忠敬は「金持ちだった」ということ。17歳から50歳までの間で、仕事で得た財産は相当なもの。現在の価値で、ン百億円とも言われています。


大人になると、「学びたいけど仕事が忙しくて」「働かないと暮らしていけないから」「子供を学校に行かせるのが精一杯」などの理由で、「学ぶ気はあるけれど、実際にはできない」事が増えてきます。大人って思っているよりも忙しいから笑


たとえばですけど、皆さんのお父さんお母さんが、「急に天文学を勉強したくなったから、会社も辞めて大学に入り直す。生活費?知らない。あとは勝手にやってね」って言ったら、どうします?困るよね?もしその時お家に一千万円の貯金があったとしても、そんなものは数年でなくなります。


こういう困らない大人って、結構限られてきます。


二つ目。

伊能忠敬は「健康な人」だったという事。

小中高生の皆さんは、「腰が痛い、、」「膝が痛い、、、」「目が霞む、、、」「すぐに疲れる、、、」「寝ても疲れが取れない、、、」なんて事はないですよね?


実は、「学習を続ける」ってめちゃくちゃ体力と元気が要ります。

伊能忠敬の様に、「仕事を辞めて落ち着いたら学び直したい」と思っても、その時あなたの体が完全体である保証はどこにもない。


「参考書を読みたいけど、目が見えなくて辛い」

「腰が痛くてずっと同じ姿勢で座ってられない」


みたいな事が、マジで起こるのです。信じられないだろうけど。


だから、

「若くて健康で」「お金の事など心配せずに」「ずっと勉強していても平気」な今の環境やチャンスを逃してどうするの?って事です。


結論。

今学んだ方が絶対に良い。



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SOLA

住所:東京都中央区東日本橋3-3-4


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