なぜテストで点数が取れないのか?①|練習と本番|オンライン学習|

query_builder 2022/05/04
小学生中学生高校生
テスト 点数 上がらない


オンライン学習、オンライン塾のSOLAです。


よくある悩み。


「家で学習している時は出来るのに、テストになると点数が取れない」


あるあるですね。


今回から、8回シリーズ

「学習しているつもりでもテストの点数に反映されない理由」を探っていこうと思います。


結論から言いますと、「真面目に問題に取り組み、自分の成績や学習スタイルに疑問を持っていない」可能性が高いです。


何?

真面目に勉強してる?してるのに出来ないって?


いやいや、「真面目に勉強しているかどうか」ではなく、「普段から真面目に問題を解いて、自分を分析しているかどうか」のお話です。


まず一つ目。「テストの解き方」がなっていない。


こんな風に思った事はありませんか?


「家で問題を解いて、テストに備えて練習する」ってね。


練習練習だから番とは違ってリラックスして。


これがいけない。


練習こそ本気でやってください。


練習で手を抜かない。

練習でできない事は、本番では出来ないから。


運動でもそうですよね。練習で一度もやったことのない技なんかを、本番でいきなりやってみようと思ってもできない。


例えばですけど、今まで一度もバック転をした事がない人が、「あ。ひょっとして今できるかも!みんな見て!」とか言って、

みんなの前で披露して、当然失敗。両腕骨折。大惨事。恥をかく。


どうしてこうなるのか?いくつかの要因があります。

(今回も含めた、このシリーズの目次です)

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①本番ではどういう心理になるのか?どれほど緊張するのか?を全く考慮していない。


②どうすれば成功するのか、というよりも、「どうしたら失敗するのか?」のサンプルが集まっていない。成功のためには、失敗までのプロセスのデータを集めて、それを潰すべきです。


時間配分や時間制限を全く考えていない。課題に対する必要な時間や能力への考慮が全くない。


④自分のミスを認めようとしない。「ケアレスミス」「ただの勘違い」などと言い訳をする。自分の実力を高めに見積もっている。


⑤「学習」が「単純作業」になっており、「頭で考えた演習」をしていないので、定着していない。「考えて行動する」癖が欠落している。答えを写すなどのズルがある。


⑥模試の成績に上下がある事を、「波がある」という言い方をしている。たまたま良かったテストの成績を自分の成績だと思いたがる。自己肯定感に対してポジティブすぎる。たまたま正解していた問題も、自分の実力だと思ってしまう。


暗記する事が学習だと勘違いしている。暗記するよりも楽な方法がある事に気づいていない。


⑧成績は自分の怒力次第の絶対評価ではなく、相対評価であるという点を認識していない。ライバルの存在を無視している。

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とりあえず今回は①について。


普段の練習のうちから、

本番の緊張を考慮せずに、何となく適当に問題を解いているから


点数が下がる。


本番では普段どおり実力が出せない。


「いつもうちで演習している時は9割くらい取れてるから」「きっとテストもそのくらい」かと思いきや、実際には7割しか取れない、なんてよくある話。マーク模試で9割取れていた子が、本番の共通テストでは7割でした、みたいな事もよくあります。


感覚的なお話になってしまいますが、

「本番では練習の8割しか出せない」

ものだと思って準備するべきです。


だから、練習の時こそ、マジでやるのです。

練習の時こそ、120%くらいのつもりで、「練習なのにどんだけ緊張してるんだ」って自分でも笑っちゃう位、超真剣にやって下さい。


リラックスなんてしちゃダメです。音楽を聴きながらとか、紅茶を飲みながらとか、たまにスマホを確認しながらとか、本番のテストでしないですよね?


間違いない。

「練習だから」で手を抜く人が、本番で成功する事はない。あったとしてもそれはマグレで、実力とは言えない。


また本番の入試は、「知らない人だらけの教室」でテストを解くのです。そのような事も想定しておくべきです。


自分の(体力や能力の)限界がどこなのか?を知らないのもまずいです。


「やればできる」ではなく、「実際にやったらどこで限界を迎えるのか?」も知らない子が多いと思います。


こう言う事って、「経験」しないとなかなかわからないんですよね。


自分が経験していない事は、認識しづらい。


塾の先生はその辺りについて、めっちゃ知ってるので皆さんにお伝えするんですけど、それでもやっぱり認識は出来ない。言われた通りにはしない。


どの学習スタイルが皆さんにピッタリなのか、についての正解はありません。


しかし、その学習スタイルを見つけるには、ある程度の量をこなして、経験を積む必要があります。


失敗も成功も、経験値がなければ何も語れません。


次回はそんなお話をしようと思います。

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SOLA

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