なぜSOLAはオンライン指導を始めたのか?|オンライン塾|

query_builder 2022/05/15
小学生中学生高校生
オンライン指導


オンライン学習、オンライン塾のSOLAです。



本日は、

「どうして弊社がオンライン指導、オンライン塾を始めたのか?」

についてお話しします。


「自分語り」になってしまう箇所もありますけど、ご了承下さい。


弊社のオンライン指導歴は18年、とお伝えしておりますが、実際には「オンライン指導の可能性」に気づいたのは、23年前。1999年の事でした。


①「あれ?ネットで勉強を教えるのは可能なのでは?」の経験

1999年当時、インターネットの歴史を覆す様な大きなエポックがありました。それは「2ちゃんねる」の誕生。


そして、この2ちゃんねるのような「スレッド型掲示板」が流行りました。私も、「これを使って何かをしたい」と思ったのです。


それが、「それを活用した勉強の悩み相談や学習指導を無料で行う掲示板」でした。


まずは生徒集め。「中高生が集まりそうな場所」をインターネット上で徘徊して、宣伝しまくりました。ジャニーズとか、モーニング娘。のコミュニティサイトとか?


結果、400人くらいの「お勉強の悩める子羊」をネット上であつめる事が出来まして、各スレットで色々な授業を行い、メールを使って悩み相談を行いました。


続けていくうちに、色々な方が集まってくれて、「成績が上がりました!」「受験に合格しました!」などなど、嬉しい声を頂きました。


もちろん、「掲示板」「メール」ですから、顔も見えませんし、声も聴かせた事がありません(「会いたい」とか「電話で声を聞きたい」という要望もありましたが、お断りしました)。

それなのに、確実に「心はつながっている」と感じました。


大学時代、塾の先生の経験のあった私ですが、「塾の教室」「動いている姿」「声」がなくても、指導は可能である、と心に焼きついた経験でした。


②「塾を作りました」の時期

2001年。通塾型の塾を作りました。

メインは通常の塾と同様に通塾ですが、開講当初から「インターネットツール」「デジタルコンテンツ」を積極的に取り入れ、状況に応じてスクラップアンドビルドしました。


iPadが誕生した頃と、アプリ開発

メーリングリストを使った質問対応システム

Skypeを利用した指導面談システム

facebookを利用した授業報告や質問相談システム

スマートスタディやmanaboの導入

Lineを利用した質問対応システム

YouTube動画を利用した授業動画の配信


これからの取り組みを、2001年の開講から試行錯誤をしながら続けて参りました。


2004年に「Skype」がリリースされた同時期に、遠く離れた生徒さんに指導を行うため、採用した事が

「オンラインリアルタイム指導」の始まりでした。


これが弊社の「オンライン指導」の基礎となりました。


③なぜ他社よりも早い段階から「オンライン塾」の概念を導入していたのか?


まず、弊社が運営してきた塾は、よその塾さんとは違い、通学圏がとても広い塾でした。


通常学習塾の通学権は、半径3キロから5キロ程度と言われています。少なくともそれ以上を超えると、別の良い塾がありますから、その塾に通われると思います。この「通学圏」を超える、と言うことはあまりありません。


しかし、弊社の学習塾の通学権は、半径30キロでした。


ありがたい事に、30キロ程度であれば、電車に乗って通ってくれる生徒さんが、本当に数多くいらっしゃったのです。そして、長期休暇になれば、わざわざご親戚の家に宿泊しながら通ってくれる生徒さんも数多くいました。


以下は、その実例です。


①通学時間1時間半もかかるような地域から、高校生がたくさん通ってくださっていた。


→この例は、ほとんどが「学校の帰り道にこの塾がある」様なケースでしたので、近隣の他塾でも起こりうる現象だったのかもしれません。

「いつも遠くから通ってくれてありがとう」と言う気持ちの他、「学校がある時は良いけれど、長期休暇の場合はわざわざ通ってくるのは大変だよね?」と考えていました。


しかし、以下は「おそらくこの塾の特例」だと思われるパターン。


②「住所」も「学校」もこの近所ではない生徒さんが、わざわざうちの塾を選んでくれた。


この生徒さんは、「家の近所」や「都市部の予備校」も含めて十数以上の塾を体験し、わざわざうちに来てくれました。


③遠隔地の学校に通う生徒さんが、長期休暇だけご親戚の家に宿泊して通ってくださった。


元々は千葉県の銚子市にある塾なのに、遠いところからの例ですと、「千葉の木更津」「九州の佐賀」「北海道の札幌」などから通ってくれる方もいました。


④中学受験終了後に、九州や北海道に進学した生徒さんが、「それでも」指導の継続を希望して下さった。


「本当はこのままここで教わって大学受験までお世話になりたいのですが」と仰っていただきました。


→この様な事が数多くあり、「どうにかして、うちの塾の指導を遠隔地の生徒さんのご家庭に届けたい!」と思い始めたのが、2012年。この頃、facebookの動画チャットや、iPhoneの通話ツールなどを利用して、試験的に「相互通信指導」を始めました。


と同時に、教室を幾つか増やし、「地域の拠点」を設置した上で、「教室増加による講師のクオリティの低下の招かない」様な取り組みを始めました。これが、「双方向通信型教室運営管理システム」で、おそらくですが、当時日本でこれを行ったのは弊社が初めてだと思います(その後、普及しました)。「これをご家庭に届けることは可能かもしれない??」と思い始めました。


そして、以下の出来事が心情的には決定的でした。


⑤2014年。長期休暇にご親戚の家(うちの塾の生徒の家)に泊まりに来た中学生。「休みの間だけ自習室を貸してほしい」とご要望があり、「良いですよ」と快諾。せっかくですから、無料でわからない部分の質問対応をしたり、軽く指導をしたのです。


その生徒さん(80キロ離れた場所に住んでいる中学生の男の子。別の有名な大手塾に通っている。)は、お迎えに来たお母さんと、この様なやりとりをしました。


その子「ねえお母さん。今行ってる塾やめて、この塾に変えたいんだけど。」


お母さん「何言ってるの?通えるわけないでしょ???車で2時間かかるんだよ?」


その子「でも、今の塾よりもわかりやすいし、やる気がでる。送り迎えしなくていいよ。俺、電車で通う。または受験終わるまで俺だけこっちに引っ越す。」


お母さん「バカな事言わないで!すみません、先生、、、。」


私「いえいえ、そんなに気に入ってくれて、本当に嬉しいです。でも、学校終わって電車で2時間って、嬉しいけど、ちょっと厳しいかな?」


その子「ダメかぁ、、、。」


私「ごめんね、、、。でも嬉しかったよ。ありがとうね。」


このやりとり、本当に衝撃でした。

うちの塾は、都会にある大手塾と戦える、と。

そこまでして通いたいと思ってくれる生徒さんがいる。


そんな事を言われたら、「遠くからでも通えるシステム」を作りたくなるじゃないですか。


こうして弊社は、「オンライン指導自宅配信」のシステムを作り始めたのです。


コロナなんて関係ありません。

オンライン指導、オンライン塾に対する、「動機」と「歴史」が違います。


歴史が違うと何が違うか?


それは、「こうすると失敗する」の歴史が違うという事。

巷で言われている、オンライン指導のデメリットなど、全て解決してあります。


「想定」ではなく、「経験」として、一通りの失敗はクリアしてきています。


インターネットツールを使った指導歴23年。

オンライン指導歴18年。


SOLAはオンライン塾としての深みが違います。

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SOLA

住所:東京都中央区東日本橋3-3-4


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