教科書|チェルノブイリ?原発事故から36年。

query_builder 2022/04/26
小学生中学生高校生
チェルノブイリ

オンライン学習、オンライン塾のSOLAです。

本日4月26日は、チェルノブイリ原発事故から36年。


チェルノブイリ?え?チョルノービリ?


3月末に「チェルノブイリはチョルノービリ」「キエフをキーウ」「オデッサはオデーサ」に変更する、という政府の発表がありました。


でも、マスコミはチェルノブイリを使い続けていますね。


ロシア語表記からウクライナ語表記にしたから何だというのか?

亡くなった人が生き返るのか?

ロシアへの制裁になるのか?

というツッコミは取り合えすおいといて、本日伝えたいのは


「もしテストにチェルノブイリが解答の問題が出てきたら、どうすれば良いのか?」


という話です。


これ、生徒さんから質問として送られて来ました。

登校していなくても、質問や相談がやってくる。

うちの塾ではよくある話です。


先に結論を言います。

「学校の先生が認めるなら、定期テストなんかはどっちでもいい」のではないですか?


ただ、正確にいうと


「チェルノブイリ」の方が遥かに良いです。

むしろ「今現時点ではチョルノービリはダメ」と言っても過言ではない。


なぜか?


ひとつめ。

基本、入試の解答は「教科書表記を優先」します。


これは社会に限ったコトではなく、どの教科でもそうです。

迷った時は教科書を見る。これが学習の基本。


外務省が今の時点でどんな発表をしようと、教科書改訂は2020-2021年に行われたばかり。


教科書は4年おきに改訂され、次回は2024-2025年あたりを予定していますので、そこまでは「チェルノブイリ」で構いません。


ふたつめ。

これは個人的見解というか、希望


チェルノブイリがテストに出るとしたら、「チェルノブイリ原発事故」だと思います。


この事故は、どんなに時間が経とうと、表記を変えると政府が言ったとしても、「チョルノービリ原発事故」ではなく「チェルノブイリ原発事故」でいいのではないか?と思います。


だって長い間その表記で認識されてきた歴史から消す事の出来ない痛ましい事故だったのだから。政府の都合で歴史的な認識を根本から変えられてたまるか、と。


みっつめ。


tunnelという英単語がありますね?

わかります?山の土手っ腹とかに貫通してる、あれ。

そう、トンネルね。


ovenという英単語がありますね?

お肉を焼いたり、パンを焼いたりする、あれ。

そう、オーブンね。


towelはタオル。chocolateはチョコレート。


いやいや。

tunnelは、(本当はあんまりやりたくないけど)あえてカタカナで表記するならが、「トンネル」ではなくタヌゥ」に近いかも。


同じく、ovenは「オーブン」ではなく「アブン」

同じく、towelは「タオル」ではなく「トウゥ」

同じく、chocolateは「チョコレート」ではなく「チャコラト」


が、それぞれ近いと思います。


何が言いたいか?


普段から日本人は外来語を本来とは違う適当な発音で認識しているわけで、「日本国内のカタカナ表記を変えるコト」にそんなに大きな意義がある?というコト。


最後に単純な願い。


「ロシアに関連するモノ狩り」はやめません?


ロシア人全員が好戦的な人ってわけでもないでしょ。


君の通っている学校の誰かがお店で万引きして捕まったとして、それを理由に他校の生徒から「だから君も同じ泥棒だ」と言われるくらい。愚かしい状況だ。


とりあえず皆さんは、「教科書をしっかりと読んで学習」する様にしましょうね。


学校の先生が言うコトよりも、塾の先生が言うコトよりも、お父さんお母さんが言うコトよりも、教科書に書いてあるコト(表記)が最優先です。

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SOLA

住所:東京都中央区東日本橋3-3-4


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