先生の悪い癖?|オンライン塾|講師|塾の

query_builder 2022/04/25
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オンライン学習、オンライン塾のSOLAです。


先日、「塾の先生向けのセミナー」の講師をさせて頂きました。


テーマはWebサイトやSNSの活用戦略についてなのですが、数十名の方にご出席いただきまして、まあまあご満足頂けたようでよかったです。


さて、その話の中で、「余談」としてお話しした事について、とある方からレスポンスがありました。


「塾の先生には一つ悪い癖があります。それは結論を最後まで伸ばしたがる、という事」


これに対し、直接「目から鱗が落ちた」というレスポンスを送ってくださった方がいました。何の気なしの一言だったのですが、嬉しいですね。


どういう意味かと言いますと、普段「授業」をする上で、「問題」があって、「式(思考手順)」を立てて、最後に「答え」を出す、という形の指導をする癖がついているからですね。


実は、


「最初に結論を伝える」

「その次に具体的な説明をして結論の理論づけ」


で話した方が相手にはわかりやすいのは明白なのですが、ついつい「さあ、この後どうなるのか???」みたいなエンターテインメントをしたがるわけです。


就職活動などで、塾講師にどっぷりハマった大学生が、これをやるばかりに評価されない、みたいな事もあるわけですね。


「まずこうこうこうするわけですね」

「次にこうなるわけです」

「そしてこうなります」

「最終的に、言いたいことはこういうことです」

「イライラするから先に結論を言えよ!」


と。



小説家や漫画家に近い性質を持っているとも言えますよね。

確かに「この後どうなるんだろう?ワクワク!」という伝え方もありっちゃありなのですが、これは相当なテクニックが必要となるはず。


プロの小説家や漫画家や映画ディレクターなどは、「これが得意」なのでプロとしてやっていけているわけですから、誰にでも「ワクワク」で伝えられる方法ではないわけです。



先に結論を言った方が、相手は安心してその先の話を聞けます。


ちなみに私は、ここを意識して授業をすることが結構あります。


「答えはイ。ではどうしてイが答えになるのかを考えて説明せよ」


みたいに。英語でも数学でも使えますね。


個人的には「教える」ってあまり好きではありません

わからないことを「教わる」って楽なんですけど、自分の頭を動かしていないので、その場では「わかった」としても「できる」様にはならないわけですね。


指導中、これをやると生徒は必死で考えます。そして「教わる」よりも頭の中に印象付けられて、定着しますよ!


小中高生であれば、「受け身で誰かに教わる」のではなく、自学の時にも「問題を解いて答え合わせをする」のではなく、たまには


「最初に答えだけ知って、どうやってここに辿り着けばいいか?」



の部分を突き詰める、思考作業をすると、めっちゃできる様になりますよ!


SOLAには「色々な指導ポリシー」の先生がいますので、きっとあなたに合う先生が見つかるはず。


ただ、共通している点。


「わかりやすい説明」なんて大前提で(お金をもらってここが到達できていない塾の先生はやめた方がいいです)、「生徒に考えさせる指導」を心がけています。



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SOLA

住所:東京都中央区東日本橋3-3-4


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