旅行|ベルーナドーム|興味の入り口 | オンラインで学習塾を開設しているものとしてブログを通して様々な情報を発信

オンライン学習、オンライン塾のSOLAです。

たまにはお勉強に関係ない話も。

ゴールデンウィークもそろそろ終わりですね。

皆さんはどのようにお過ごしでしたか？

私もちょっと旅行に出かけてきました。

5月5日こどもの日。

埼玉県所沢市のベルーナドーム（西武ドーム）

https://www.seibulions.jp/stadium/index.htmlまで、埼玉西武と千葉ロッテの試合を見に行きました。

私はプロ野球が大好きなのですが、「どこのファン」と言った贔屓チームがありません。阪神タイガースや千葉ロッテを応援していた事もありますが、現在では「プロ野球全体」が好きで、色々な球場に行って「スタジアムの雰囲気」を楽しむ事が好きです。

私の「スタジアムの楽しみ方」は以下の通りです。

①入場門をくぐって、観客が入り始めているスタンドに入る時。実はここがピークだったりします笑

②試合も見ますけど、それを応援している観客の雰囲気を見る

③ご飯を食べたり、何かを飲んだり

正直、試合は「おまけ」だったりします笑　ですからどことどこが戦っていても、あまり関係なくて、それなりに楽しむ事が出来ます。

ベルーナドームは、元々は1979年に出来た「西武ライオンズ球場」に屋根を被せた変わったドーム。日本にあるプロ野球本拠地としてのドーム球場の中で、唯一「隙間のある球場」で、ドーム球場でありながら、場外ホームランも出ます。

また、ほとんどの球場が「一度入場したら球場の外には出られない（断れば再入場可能ですけど）のに対して、「統一の入場門」をくぐったら、後は球場の内外を自由に動き回れるのもいいですね。1979年に出来た当時は、非常に斬新な仕組みでした。

試合は途中まで点が中々動きませんでしたが、最終的に埼玉西武が圧勝しました。

天気もとても良く、のどかな一日中でした。

さて、ちょっと嬉しかった話。

私には、家族がいます。奥さんと、大学生と小学生の娘が一人。

この試合観戦は、家族全員で出かけました。

先ほども言いましたが、「どっちを応援する」というつもりもなく、楽しくて盛り上がる試合ならそれでいい、という私です。当然家族にも「どっちを応援しなさい」というつもりもなく、「全くフラットな状態」で出かけたのです。

子供は二人とも女の子ですし、そこまで野球に興味はありませんが、「スタジアムの雰囲気」は私同様好きなようです。

しかしですね、下の娘は「手塚治虫の漫画」が大好きなのです。

ふとそれを思い出して、「埼玉西武のマスコットレオは手塚治虫のジャングル大帝レオだよ」と伝えると、急に西武に興味を持った様子。

試合も中村山川のホームランで盛り上がったのもあり、試合前には全く何も思っていなかったのに、どうやらたった1日で「埼玉西武ライオンズのファン」になってしまった様です。

所沢の駅に車を停めて西武電車で移動したので、帰りに所沢駅により、「ライオンズストア」でグッズを買うことに。さっきまで全く興味なかったのに、下敷きやクリアファイルやレオの人形などを選んでいました。

さらに、「そんなに野球に興味が出たのなら」と、本屋さんで選手名鑑やライオンズのファンブックも購入しました。その後、食い入るように読んでいたので、楽しくて良かったね、と。

きっかけなんて、なんだって構いません。

「これを好きになるには、こういうルートを辿らなければならない」みたいなものもないし、「この大学に行きたい」が「なんかカッコいいから」でも良いと思います。

「何かが変わる瞬間」を見るって、本当に面白いですよね。職業病なのでしょうか。そういう瞬間を見ている自分が一番幸せです。

ところでですね。

ちょっと悲しいというか、情けないな、と思った話。

この日の試合、こどもの日という事で、「小学生以下には選手のサイン入りグローブ」が入場時に記念品として配られたのです。うちの子ももちろんもらいました。目をキラキラさせながら、大事に抱えていました。

わかりますか？「小学生以下しかもらえないグローブ」です。大人はもらえないんです。

翌日。そのサイン入りググローブがメルカリに大量出品されていました。

ということは、「親がこどもから取り上げた」以外に考えられませんね。またはこどもが「こんなのいらない」と言って、「せっかくの記念品だから、取っておきなさい」と言わずに、「ああそう、じゃあもらうね。メルカリで売るから」と。

何それ。酷くない？

「こどもの日に見に来てくれた子供達に精一杯のプレゼントを！」と考えた、西武球団の気持ちは考えないのかな、って。

大人がこどもに見せていい姿だとは思えないんですけど。

将来的に、「いらないと思ったら、くれた人の気持ちを無視してどこかに売り飛ばせばいい」という大人が益々増えていくんでしょうかね？

「うちの親はそうしてたから」ってね。

正直言いまして、「子供に勉強させる」よりも、人間としてもっと大事な事があると思います。

「人の気持ちを真っ当に受け取れるこども」に育ててあげてほしい。

え？何？出品したのは親じゃない？

え？じゃあ誰？

いずれにしても、その人は恥を知りなさい。