「赤本」の歴史やしくみ|リモート指導|オンライン学習塾|

query_builder 2022/05/27
高校生
赤本


オンライン学習塾、リモート指導。

中学受験、高校受験、大学受験まで全レベル対応のSOLAです。


小学生、中学生、高校生、そして保護者の皆さんへ。




赤本。

「教学社」が発行している、大学受験の過去問です。


まず、赤本はどの様に使っていますか?


まず、この様な使い方をしている人は、反省しましょう。

①まだまだ勉強が足りない。こんな状態で解いても勿体無いから、もっと良く勉強してから解こう。

②それまでは「お守り」として持っているだけ。

③中は真っ白、表紙はボロボロ。


赤本は「お守り」ではないので、さっさと開いて問題を研究しましょう。


何?読んでもどうせ解けない?

そうかもね。

でも開くべき。わからないならわからない事を認識し、自分に何が足りないか、を知りましょう。


それはさておき。


「赤本っていつからあるの?」


です。


赤本が初めて発刊されたのは、1954年。

たったの3冊。

「京都大学」「同志社大学&立命館大学」「大阪市立大学&神戸大学」の3種類。現在は400近くの大学の赤本が刊行されている様です。


なんで最初は関西の大学ばかり?

それは、「教学社」が京都の企業だから。

※この会社、実は正式名称がありまして、「世界思想社教学社」です。なんだか凄いネーミング。


学術の書籍は世界思想社、教育の書籍は教学社、でブランドを分けているそうです。


「赤本」とは言いますが、1985年までは「朱色本」でした。その後、現在の赤色に変更されています。


ちなみに、「赤本の解答」は、「正解かどうかはわからない」です(おそらくほぼ正解でしょうけど)。


なぜならば、大学側が正解を公表しているわけではないので、教学社が予備校の先生や(元)高校の先生にお願いして解答や解説をつけてもらっているわけです。


よって、たまーに「なんか違うよね?」と感じる解答解説もあります(プロの講師ならわかることもあります)。


一つの目安って事ですね。


本日は赤本について。


どんな大きなものでも最初は小さく始めているという点。何だか感慨深いな、って思いました。



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